悩みタイトル

変形性膝関節症に多く見られるお悩みにお答えしていきます。

起き上がりや歩き出しに痛みが出る
→膝関節にある軟骨がすり減ってしまい、膝を曲げたり動き出す際に関節に傷がつき痛みが出るケースがあります。

正座や階段の上り下りが困難
→炎症などが酷くなると膝が腫れ熱感が出てきます。摩擦力も大きくなり、痛みが増すケースもあります。

普通に歩いていても痛い・日常生活に支障をきたしている
→初期の症状が悪化すると日常生活にも支障が出ます。精神的な負担も大きくなり、治る期間も長くなってしまいます。

O脚で膝に負担がかかる
→膝に負担がかかると水が溜まり、腫れていきます。症状が進行していくと膝が変形し、O脚になりやすいと言われています。

膝が崩れやすい
歩いている時に膝がカクっとおくれた感覚になるケースもあります。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症に関する当院のアプローチをお伝えします。

当院では、膝の症状や痛みが表れ始めてからの経過など、丁寧な問診を行った上で適切な施術を提供しております。

特に、痛みが強い時や初めて症状が出始めた際には炎症を和らげるための電気を活用します。その後、足首や股関節のバランスを整えることを中心に施術を進めます。骨格の歪みを調整することで、筋肉への過度な負担を軽減することができます。骨格を適切な位置に調整することで、歩行や座位などの日常動作における負担を最小限にすることが期待されます。

また、電気を用いて膝や太もも周辺の筋肉の活動を促進する施術も、筋肉の衰えが進む中高齢者には効果が期待できると考えています。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか、当院の考えをお伝えします。

日々の負担により膝の関節軟骨が徐々に摩耗し、その厚みが薄くなってきます。これが進行すると、骨同士の直接的な接触が増え、それが原因でさらなる痛みが生じます。日常の基本的な動作、例えば歩行、座る、しゃがむなどが難しくなり、生活の質に影響を及ぼすケースが見られます。

さらに、膝の問題をそのままにすると、半月板に関連する損傷のリスクも増加します。半月板は膝関節と密接な関係にあり、膝にかかる負担が増加すると半月板へのダメージを引き起こす可能性があり、そうなった場合、施術の期間も延びてしまいます。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症が進行した場合、膝の痛みの軽減と共に、適度な運動を通して膝周りの筋肉を強化し、筋肉や腱の柔軟性を向上させることが重要です。これにより、膝へのストレスが減少することが期待されます。また、適度な運動はコラーゲンの生成を促し、関節軟骨に必要な栄養分(関節液)の供給をスムーズにします。

日常生活で膝への負担を軽減するための対策としては、正座を控える、足元の血行を促進するために温かいものを使用する、重量物の持ち上げを避ける、ウォーキングは平坦な道を中心に約30分程度行う、膝を安静にしすぎない、サイズが合わない靴や高いヒールの使用を避ける、足のアーチをサポートするための足底板を利用するなどがあります。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症に対する当院の施術メニューについてご紹介いたします。

当院のアプローチは、骨格、筋力、柔軟性の各面から総合的に対応しており、膝の状態に応じて適切なメニューを選択して実施しております。

初期の症状で、階段の上り下りや歩行時に強い痛み、腫れなどを感じる場合、まず炎症を抑制するための電気施術を行い、痛みの軽減を早める取り組みをしています。さらに、変形性膝関節症の症状を和らげると同時に、予防策として膝の原因となる下半身の軸や骨格の歪みに対する骨格矯正も取り入れています。
また、筋膜の柔軟性を高めるための筋膜ストレッチや、膝周りの筋肉を強化するEMS(電気的筋肉刺激)を活用した筋トレ施術メニューもご用意しております。

その施術を受けるとどう楽になるのか

先ほどご紹介した施術メニュー、炎症を抑える電気、骨格矯正、筋膜ストレッチ、EMS(電気)を受けた際の効果について詳しく説明させていただきます。

痛みが強く出る場合、炎症を抑える電気施術により痛みが軽減され、日常生活で困っていた動作もできるようになります。

次に、骨格矯正を受けることで下半身の軸や骨格の歪みが整い、身体全体のバランスが改善されます。症状の軽減とともに、再発を防ぐための基盤となる健康な身体を作ることができます。

また、EMS(電気)施術を行うことで、膝の内側の筋肉を刺激し筋力を向上させることができます。通常の筋トレでは難しい部位へのアプローチも可能となり、膝周りの筋肉の強化が進むことで症状の軽減や再発の予防が期待できます。

各施術メニューは患者様の膝の状態やニーズに合わせて柔軟に選択・調整しておりますので、安心してご相談ください

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

施術の頻度についてお伝えします。

初期症状で階段の上り下りや歩行時に強い痛みを感じる場合、また膝周りが腫れているようであれば、炎症が生じている可能性が高いです。そのような場合、施術の間隔を短く設定し、週に2回のペースで1ヶ月から3ヶ月間、経過を見ることが必要となります。

また、骨格矯正により骨格の歪みを根本的に軽減するためには、週に2~3回の施術が効果を期待できます。軽減が進むにつれて施術の頻度を調整し、6ヶ月から12ヶ月の期間を見込んでください。

さらに、EMSによる膝の内側の筋力向上を目指す場合、施術回数が非常に重要となります。8~16回で変化が見られ、20~30回以上で膝の内側の筋力がついてきます。

変形性膝関節症の症状や体の状態に応じて柔軟に調整することが必要です。専門家との相談を基に、最適な施術計画を立てていきましょう。