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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、顔を形成している骨のずれや筋肉の硬化などが原因で、口を開け閉めする際に音がしたり、口が開けにくくなる状態を指します。この症状は、2人に1人が経験すると言われるほど多く、特に女性に多く見られます。無意識の習慣が原因となっている場合が多いため、生活習慣を見直すことで症状の軽減が期待できることがよくあります。

顎関節症の根本原因は?

顎関節症の根本原因についてご説明いたします。

症状や状態によって原因が異なることがありますが、代表的なものとしては、歯の噛み合わせの異常や精神的緊張、ストレスによる顎関節への負担、寝ている際の歯ぎしり、過度な食いしばりなどが挙げられます。これらは日常生活の中で無意識に行っていることが多く、顎関節症に繋がることがあります。

特に、女性に多く見られる原因としては、男性に比べて骨格が小さく、筋肉の緊張やストレスに対して敏感になりやすいことや、顎の靭帯が男性よりも弱いためと言われています。また、働く女性が増えることで精神的なストレスも増加しており、知らぬ間に負担がかかっていることがあるとされています。

こんなお悩みはありませんか?

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顎関節症の症状を箇条書きでご説明していきます。

顎を動かすと痛みがある
筋肉硬化が起こっている場合、口の開け閉めで負担がかかり痛みを伴うケースがあります。

口を開けるとカックンという音がする
顎を形成する骨が正しい位置にないと開け閉めで音がなります。

食事の際にどちらかの歯でしか噛まない
偏った方で噛み続けると片側の顎に負担がかかり顎関節症のリスクがあります。

歯を食いしばる癖がある
常に歯を食いしばっていると筋緊張が起こり、顎に負担がかかると言われております。

口を開けるとどちらかの顎が左右にずれる感じがする
左右で筋肉の硬さが異なっていたり、バランスが違っているとこのような症状がみられます。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症に対する当院の考えについてお伝えいたします。顎関節症の原因は様々ありますが、多くは顎を動かす筋肉に対する障害や、顎を形成する骨が何かしらの原因でずれてしまっていることから起こる症状だと考えております。

特に、男性と比べて女性患者様の受診が多いことが見受けられます。女性の骨格は男性に比べて小さく、筋肉や靭帯にかかる負担が大きいことが考えられます。

また、顎関節症の多くは生活習慣の乱れが原因となることが多いと考えられます。例えば、幼少期から歯ぎしりや食いしばりをする癖がある方は、常に顎に負担がかかる状態が続いているため、その結果、骨格のずれなどに繋がることがあります。ですので、生活習慣を見直すことも非常に重要です。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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顎関節症がなぜ起こるのかについてご説明いたします。特に、生活習慣の乱れによる原因が多いとされています。

例えば、硬い食事を好んで食べることが多い方は、歯や顎の筋肉に常に負担がかかっている状態になります。その状態が続くと、顎を形成する関節がずれてきて、顎関節症を引き起こすケースがあると考えられています。

また、姿勢不良も顎関節症を引き起こす原因の一つです。勉強やパソコン、スマートフォンを長時間使用することで、巻き肩になり、頭が前に出る状態が続きます。これにより、首に負担がかかり、その状態が続くと、少しずつですが顎を形成する骨に歪みが生じ、筋肉や靭帯に負担がかかり、症状を引き起こすリスクが高くなると言われています。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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顎関節症を放置すると、どのようなリスクがあるのかについてご説明いたします。

顎関節症は、日々の生活習慣から負担がかかり、気づいた時には症状が発症していることが多いとされています。そのため、症状を放置する方も少なくありません。

顎周りに違和感や症状を感じた場合は、一度ご相談いただくことをおすすめします。顎関節症を施術せずに放置すると、顎のバランスの崩れが首、肩、体幹など、全身に広がる恐れがあります。

また、顎や顔の歪みを放置すると、嚙み合わせが悪化し、口を開けることが困難になるケースもあります。さらに、肩こりや目の疲れ、手先のしびれなどを引き起こすことがあると言われています。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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顎関節症に対する当院で行っている施術メニューをご紹介いたします。当院では、全身矯正とドライヘッド矯正を取り入れており、顎関節症に対して効果が期待できる施術を行っています。

「全身矯正」では、足首から首までの骨格の歪みを整えることで、巻き肩やストレートネックを軽減し、顎にかかる負担を減らすことができます。

次に、「ドライヘッド矯正」についてご説明いたします。ドライヘッド矯正は、首や肩、顎関節症の方に特化した施術です。まず、顎を形成する筋肉をほぐした後、顎だけでなく顔全体の骨やバランスの歪みを整えます。その後、首の筋肉もほぐし、血流やリンパの流れを良くしていきます。顔の骨格を正しい位置に戻すことで、口の開け閉め時の違和感の軽減や、自律神経を整える効果が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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先ほどご紹介した全身矯正やドライヘッド矯正を行うと、どのように楽になるかについてご説明いたします。

まず、「全身矯正」では、肩の巻き肩や首のストレートネックを軽減することができます。首の位置が変わることで、顔を形成する骨や筋肉、人体への負担を減らすことができます。また、全身の骨格を調整するため、全体的に体が軽くなったり、可動域や痛みの軽減が期待できます。

次に、「ドライヘッド矯正」を受けるとどのように楽になるかについてご説明いたします。主に首肩の筋肉や顔周りを形成する骨の歪みや左右差を整えることができます。施術後は、まず頭の軽さを感じたり、目が以前よりもすっきりとしている感覚が実感できます。症状によっては、1回の施術で口の開け閉め時の違和感や音が鳴る症状が軽減する方もいらっしゃいます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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顎関節症を軽減するための必要な施術頻度と期間についてご説明いたします。

口の開け閉めは日常生活で必ず行う大事な動作です。その分、負担もかかりますので、なるべく高頻度で施術を行う必要があります。負担をかけすぎてしまうと施術効果が薄れる可能性があるため、最低でも週1回から2回の施術を推奨しています。

期間については、目安として3ヵ月から6ヵ月をお伝えしています。人間の身体は3ヵ月周期で大きく変化すると言われており、まずは3ヵ月で変化を感じ、その後6ヵ月で安定させるというイメージです。