巻き肩


こんなお悩みはありませんか?
常に肩のこりや痛みを感じている
巻き肩の方は常に筋肉が引っ張られているため、肩のこりや痛みを感じやすいとされています。
家族や友人に姿勢が悪いと言われることがある
巻き肩がひどくなると重心が前方に傾き、頭も前に出てしまいます。特に座っている際の姿勢が悪くなる傾向があります。
頭痛などが頻繁に起こる
巻き肩になると肩とともに首の筋肉も引っ張られます。結果として筋肉が硬くなり、血行が悪くなるため、脳への血流も悪化し、頭痛が起こるケースがあります。
以前より疲れやすくなったと感じることがある
肩が内に入ることで肋骨の可動域が低下し、呼吸が浅くなります。そのため、疲れやすくなったり、疲れがとれにくくなる場合があります。
肩を上げづらくなった
肩が内側に入った状態で放置すると、その状態で筋肉が硬くなり、腕を上げた際に痛みや上げづらさが生じることがあります。
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩の症状について知っておいたほうがよいことをお伝えいたします。
よく間違いやすい点として、巻き肩と猫背は似ているようで異なるということがあります。
巻き肩は肩だけが前方に巻き込まれたような姿勢を指します。
一方、猫背は背中全体が丸くなり、身体全体が前に傾く状態を指します。
また、巻き肩は第三者に指摘されて気づくことが非常に多いため、気づいたときには痛みが出ていたなど、症状が悪化しているケースが多いです。
それを防ぐために、日頃からセルフチェックを行うことで、症状の悪化を事前に防ぐことができます。
また、症状の軽減を諦めてしまう方も多いですが、しっかりとしたセルフケアと施術を行うことで、軽減が期待できる場合があります。
症状の現れ方は?
巻き肩の症状の現れ方には個人差があると考えられます。
日頃から運動やストレッチなどのセルフケアを行っている方は、症状が出る可能性が低くなります。
また、定期的にセルフチェックを行うことで、初期症状の段階で施術が可能となり、症状の軽減までの期間が短くなります。
それに比べて、運動やストレッチなどのセルフケアを普段から行っていない方は、巻き肩の症状に気づくのが遅くなり、施術を受けても症状の軽減に時間がかかる場合があります。
肩の痛みと肩こりを同じものだと思い込み、放置してしまう方が非常に多いです。
コリも放置すると痛みなどに変わることがありますので、早期の施術をおすすめいたします。
その他の原因は?
巻き肩の原因はいくつか考えられます。
最も多い原因としては、デスクワークやスマートフォンを見る際の頭の位置や腕の状態、姿勢が挙げられます。
現代社会では長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用機会が非常に多く、多くの方が巻き肩の症状を抱えています。
具体的には、パソコン作業を行う際に両腕を前方に出すため、その影響で肩甲骨が外に開き、肩の前方や胸の筋肉が硬くなってしまい、巻き肩の状態になることがあります。
また、椅子に座った際に骨盤が後ろに倒れた状態になると背中が丸まり、頭が前方に出てしまい、猫背や巻き肩の状態になると考えられます。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩を放置すると、肩が前方に引っ張られて胸の筋肉や肩周りの筋肉が固まり、コリを感じやすくなります。悪化すると痛みが生じることもあります。
また、巻き肩になると頭も前方に引っ張られやすく、ストレートネックになりやすいです。その結果、首や肩のコリ、痛みが生じることがあります。
さらに、首や肩のコリだけでなく、頭痛や睡眠の質の低下、自律神経の乱れ、眼精疲労、手のしびれなどの症状につながる恐れもあります。
見た目が悪いだけの問題と軽視してしまうと、日常生活に支障をきたす可能性があります。
首がストレートネックになったり、背中が丸くなる状態が続くと、骨の変形などのリスクも考えられます。
当院の施術方法について
当院の施術法はいくつかございますが、まずは骨盤姿勢矯正が基本となっております。
首や肩、胸の筋肉を緩めることはもちろん、足首から首に至るまで全身の筋肉や骨にアプローチを行い、姿勢を正しい状態に矯正します。結果として、巻き肩の軽減やそれに伴うさまざまな症状の軽減が期待できます。
また、当院では骨盤姿勢矯正だけでなく、巻き肩の原因となっている肩周りや胸周りの筋肉・筋膜のストレッチを行う筋膜ストレッチも非常に人気があり、評判の良いメニューです。
その他、猫背軽減矯正や肩甲骨はがしなど、効果が期待できるメニューもございますので、一人ひとりの症状に合わせてオーダーメイドで施術をさせていただきます。
軽減していく上でのポイント
巻き肩を根本的に軽減していくためには、姿勢の見直しが必要です。
先ほどご紹介した施術メニューを一度受けていただくだけでも変化や効果が期待できる場合もありますが、一度の施術だけで良い状態を維持し、姿勢や巻き肩を完全に軽減できるわけではありません。
そのため、一定期間かつ定期的に施術を受けていただき、身体に良い姿勢を馴染ませることが大切です。
また、定期的に通院していただいても、毎日欠かさず通うことは難しいため、どうしても施術を受けられない日があるかと思います。
そういった時にはセルフケアが非常に重要になります。
施術が終了したからといって、その後何もしなければ再び悪化する可能性がありますので、セルフケアは通院終了後も継続していただく必要があります。
そして何より大切なのは、巻き肩を引き起こす原因を見直すことです。
例えば、パソコン作業中は定期的に休憩を取りストレッチを行ったり、スマホの使用時間を減らすことなどです。
現代社会においては日常の生活習慣が巻き肩を悪化させることが多いため、まだ症状がない方も一度ご自身の生活を見直してみてはいかがでしょうか。